World Natural Heritage・The Bonin Islands 世界自然遺産・小笠原諸島

世界自然遺産・小笠原諸島のイルカやクジラ、美しい自然や風景、撮影で訪れた世界各地の写真などを紹介しています。

 

野元写真事務所・MANA NOMOTO PHOTOGRAPHY・DREAMTIME PRODUCTIONS
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アオウミガメ誕生の季節 Season of the Green Sea Turtle birth

小笠原諸島はアオウミガメの日本最大の繁殖地です。

夏から秋は子ガメが孵化するシーズンで
あちこちのビーチにたくさんの小さな足跡が付いています。


IMG_0104_7_26.jpg

※この画像は人工孵化で産まれた子ガメです。





アオウミガメは2月頃から小笠原の海に戻り始め
5月頃まで交尾期が続き
交尾を終えたメスガメは
8月頃まであちこちの海岸に上陸し産卵をします。


IMG_7373_8_9.jpg


その後、砂の温度によって違うのですが
45日から70日で子ガメが孵化します。

孵化した子ガメは4~7日の間
砂の中の壷穴でモゾモゾ動き上部の砂を落とし地表に近づいて来ます。
そして、砂の温度が下がるのを待って
夜に一斉に地表に脱出し海を目指すのですが
時々、太陽が昇り明るくなっても砂浜をウロウロしている子ガメを見掛けることがあります。


IMG_9510_8_15.jpg


それでも
波打ち際まで辿り着けば
なんとか生き伸びることもできるでしょうが


IMG_9851_8_15.jpg


中には途中で力尽きて動かなくなる子ガメもいます。


IMG_9815_8_15.jpg


また、カニなどに捕まってしまう子ガメもいます。

可哀想ですが、これも自然の摂理。



砂浜を一生懸命に海を目指し
波に逆らって24時間は休み無く泳ぎ続け
体力のあるうちに
海鳥や大型の魚などの捕食者が多い沿岸を離れます。

そして運良く、しばらくの餌となり隠れ家として
保育場となる餌の豊富な海域に運んでくれる海流を漂う『流れ藻』に辿り着いても
大きくなる間には幾多の危険と困難が待ち構えています。

孵化後1年までの子ガメの生存率は1%
そして成体になる確率はわずか0.2〜0.3%といわれています。


IMG_9550_8_15.jpg


アオウミガメは
砂浜を海を目指して進んだり、沖合を目指す間に
自分が産まれた場所の地磁気を刷り込むと言われています。

20~30年で成体になったアオウミガメは
自分の産まれた場所へと戻って来ます。


大海原を数千キロも旅をし
自分の生まれ故郷に
ピンポイントで戻ってくるなんて不思議ですね〜。

大きくなってまた島に帰っておいで〜!




| Sea Turtle・アオウミガメ | 12:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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